音楽サイトを閲覧していてこんなニュースをキャッチした。
ファーストアルバムのリリースからベンハーパーのサウンドに親しんできたぼくはこのニュースを把握してからはライブに行きたい衝動にかられた。
無理もない。
ベンハーパーはそれだけカッコいいのだ!
しかし問題はチケットの購入費用と捻出。
今回の記事はこの問題の解決にアプローチしました。
では先ずはベンハーパーを知らないよという人のためアーティストについてカンタンに説明します。
Ben Harperとは?
ベンハーパーはラップスティールギターをフィーチャー(feature)したサウンドでブルーズテイストあふれる演奏と楽曲が魅力のアメリカ人ミュージシャン。
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日本でのデビューアルバム【ウェルカム・トウ・ザ・クルーエル・ワールド】はいささか暗い印象を持つサウンドで派手さはないものの彼の才能と魅力を味わえる仕上がりです。
ぼくがファーストアルバムを購入した当時、カートコバーンはまだギリギリこの世の人でありました。
さてベンハーパーのファーストアルバムはどちらかと言うとかなり暗かった仕上がりでしたが、アルバムごとにサウンドとアプローチも多彩に変化し2009年発表の【Both Sides of the Gun】はぼくのお気に入りの一枚です。
このアルバムは2枚組になっていてディスク2の1曲目に収録される【Bette way】はバンドで演奏した想い出の1曲です。
(Bette wayをギターで演奏する場合、コード進行はスリーコードで超カンタン)
このBetter wayはベンハーパーのミュージシャンとしてのスピリットをまざまざと感じさせる作品です。
まだ聴いたことがないのならぜひおすすめします。
デビューアルバムからベンハーパーの音楽に親しんできた僕にとっては今回の来日のニュースはまさにビッグニュース。
行きたいけどお金がちょっと・・・と思いながらもついつい公演情報をチェックしてしまいます。
公式サイトによれば公演日程は2020年3月2日から5日の3公演が予定されチケットはもうすでに発売中。
ベンハーパーの前回来日は2016年開催のフジロックからすると4年ぶりとなるが単独公演としては、じつに14年ぶりという超貴重なライブであることは間違いないでしょう。
今回の3公演はすべてスタンディングとなっていて料金は8500円とリーズナブル。
ベンハーパーの単独公演チケットを買うお金が・・・
とはいえ実際にチケットを取って公演を楽しみにいくとなるとぼくとお嫁ちゃんとで2枚分17,000円の資金が必要となる。
情けない話だが、お金がないぼくは行きたいけど気持ちが前に出ない。
しかし、フジロックから4年ぶり、単独公演では14年ぶりの来日であることから今回を逃すと次は少なくとも3年4年後になるのは容易に想像できる。
もし仮に4年後のフジロックに来日が実現しても観る側としてはかなりキツイ。
フジロックは朝から晩まで夜通しあちこちのステージでライブを楽しめるのは音楽好きにはとても魅力的な大型フェス。
だが体力に自信のないぼくにはフジロックはかなりハードルが高い。
それに関西からフジロックに参戦しようとするとなれば移動距離も長く、休暇もそれなりにとっておかなければならない。
そう考えるとフジロックはカンタンに参加できそうなイベントではない。
仮にフジロックでもう一度ベンハーパーが出演するなら、悪いけど他のミュージシャンはどうだって良いのだ。
だったら自分にとってフジロックはそれほど重要な条件ではない。
それだったら今回の単独公演の方がはるかに参加しやすく、目的のベンハーパーだけを約2時間みっちりと彼のサウンドを楽しむことができる。
ベンハーパーのライブでお嫁ちゃんと自分を喜ばせよう!

アタマのなかでもう一人の自分の声が聞こえた。
しかし気弱なもう一人のぼくがモジモジと答える。

イケイケのもう一人の自分がさらにたたみかける。






するといつの間にか雲に乗った仙人さまが語りかけてきた。

怖かったイケイケの自分も優しく語りかけてきた。











こうして仙人さまとイケイケなぼく自身に励まされた気弱なぼくは自分と嫁ちゃんのためにベンハーパーのチケットを購入した。
実際に購入手続きした画面がこちら

【おしまい】