今回の記事ではOCNモバイルONEからIIJmioへの通話回線乗り換えの体験をもとにMNP開通手続きの方法をまとめます。
MNP乗り換えする通話回線は端末にSIMカードを差し込んで開通設定する「物理SIMカード」を対象とします。
IIJmioへのMNPはOCNモバイルONEからの乗り換えを背景としていますがどんな携帯会社であっても対応する方法はとくに変わりはありません。
▼過去記事でOCNモバイルONEとIIJmioへのMNPメリットについて触れています。
では本題です。
ジリ貧生活を送る人間にとってスマホは高額なアイテムです。
そんな苦境を乗り越えるためにあちこちの格安SIMサービスを渡り歩きMNP乗り換えと新規契約を繰り返しています。
そこでスマホを安く手にいれるための準備としてまずOCNモバイルONEからSIM単独で新規契約しておきました。
その契約を活かして次に考えたのが今回のIIJmioへのMNP乗り換えです。
MNP乗り換えのメリットを活かしてアンドロイド端末のOPPO A73をほとんどタダ同然の値段で購入できました。
さてさてスマホとSIMカードが届いた、次のステップはMNP開通手続きです。
はじめてのMNP乗り換えだと開通作業は不安になっちゃいますよね。
ずいぶん前になりますがMNPをはじめて対応した頃、そんな不安を感じた覚えがあります。
でもこの記事を読んでもらえば「こんなにカンタンなの!」と思っていただけます。
本文では実体験をもとにIIJmioでのMNP開通手続きの方法を解説していきます。
余談ですがIIJmioで契約した回線はドコモ回線の【タイプD】を選んでいます。
したがって記事ではアンドロイド端末【OPPO A73】とドコモ回線を前提としています。
けれどアイフォン端末であってもau回線でもMNP開通手続きの手順に大きな変更はないです。
つまり本記事はau回線のタイプAを検討される場合でも参考にしていただけます。
ではIIJmioのMNP開通手続きの方法が知りたい方は本文で続きをどうぞ!
IIJmioにMNP開通手続きの方法
IIJmioへのMNP開通手続きは利用する端末とSIMカードが手元にある状態からスタートします。
もしIIJmioへのMNP乗り換え契約からスタートするなら転出元の回線サービスからMNP転出番号を入手することが必要となります。
契約中の携帯会社あるいは格安SIMサービスのカスタマーセンターもしくはホームページよりMNP転出番号を入手してください。
では本題の説明にもどります。
今回OPPO A73とのセット購入だったのでSIMカードが同封されていました。
開通設定の説明書も同封されており理解しやすい内容でした。
さてIIJmioのMNP開通手続きは次の3つのステップで完了です。
- SIMカードをスマホに装着
- APN情報を設定
- IIJmioオンデマンド開通センターに電話
- 具体的なMNP開通手続き手順
まずIIJmio回線を使用するスマホにSIMカードを差し込みます。
つぎにAPN設定をおこないます。
- IIJmio回線のAPN設定方法
アンドロイドのOPPO A73だとつぎの手順で設定画面に入りました。
【設定】⇒【SIMカードおよびモバイルデータ】⇒【SIM情報と設定】⇒【アクセスポイント名】
【アクセスポイント名】の項目をタップすると格安SIMのサービス名が各種あり該当のIIJmioを選び入力画面を開きます。
▼実際のアンドロイド端末での設定画面
入力する情報は下記の項目だけです。
ユーザ名 mio@iij
パスワード iij
認証タイプ PAPまたはCHAP
IIJmioの公式サイトにも解説ページで入力情報と動画での説明を確認できます。
IIJmioの公式サイトの初期設定解説ページ
>>SIMサービス マニュアル
iPhoneだとAPN構成プロファイルをお使いの端末へダウンロードするだけですね。
ダウンロードにはWi-Fi環境が必要となるので光回線ルーターなどのパスワードを用意しスマホに設定してください。
スマホへAPN情報を設定できればつぎは開通センターに電話して完了となります。
- IIJmioオンデマンド開通センターに電話
IIJmioはオンデマンド開通センターに電話して最終的な手続きが完了します。
番号
0120-711-122 年中無休/9:00~19:00
電話では自動音声で電話番号の入力とSIMカードの識別番号の下4桁の情報が必要です。
識別番号はSIMカードの台紙に記載されています。
▼マニュアルとSIMカード台紙
IIJmio公式サイトにオンデマンド開通センターの情報が記載されています。
>>音声通話SIMの開通手続きについて
マニュアルに沿って設定したけど開通しない?
IIJmioのMNP開通設定で忘れがちと思うのがオンデマンド電話センターへの対応です。
じつはこの電話をうっかり忘れてました。
で、マニュアルを確認してあわてて電話したものの、しばらく待ってみましたが開通しなかったんです。
そこで試した方法がスマホの再起動です。
すると再起動のあと通話できることを確認できました。
もしAPN設定と開通センターへの手順に問題ないのに開通しない場合は端末の再起動をお試しください。
それでは実際にIIJmioのギガプランとDタイプ回線を使った印象を語ってみます。
IIJmioギガプランとタイプD回線の印象
今回はギガプランの最安プランとドコモ回線のタイプDを契約しました。
もちろん契約後は月単位で通信容量が多いプランへ変更可能です。
節約を目的としているのでギガプラン内で最安の2ギガを選んで900円を切る破格の月額料金です。
通信速度のスペックは満足しています。
本記事をまとめるためにIIJmioのタイプDでの通信速度を測定してみました。
結果は1.7Mbpsです。
▼OPPO A73とタイプDを条件にした通信速度
測定の時間帯は平日午後12:30ごろなので比較的回線が混雑する時間帯での結果です。
つながりにくい時間帯での測定結果としては悪くないと言えるでしょう。
これまでいくつかの格安SIMサービスを使ってきましたけれどだいたいこんなもんですね。
いまのところ混雑する時間帯につながりにくい状況はありません。
もちろん場所や端末スペックも結果を左右する要素となるのであくまで参考程度にとどめてください。
結論としてIIJmioの通信スペックには満足しています。
IIJmioへのMNP乗り換えで得られたメリット

本記事のしめくくりとしてIIJmioへのMNP乗り換えで得られたメリットをまとめておきます。
- スマホ端末をほとんどタダでゲットできた
- eSIMプランを検討できる
- 通信費を節約できる環境が手に入った
では上記のメリットについて詳しく触れてみます。
IIJmioから購入した端末のOPPO A73はほとんどタダで手に入れることができました。
タダ同然なのにスペックは悪くなくて気にいってます。
イマイチな点はカメラの反応がやや悪いくらいですね。
けど使えなくはないですし、ちゃんと撮影できます。
▼夜景モードで撮影したお犬さま
ネットのつながりと通信状態にモタつく感じもないので普段利用に十分使えます。
MT5を使ったFXチャートアプリの動作も問題ないですし楽天証券の株式投資アプリ【iSPEED】も快適に動きます。
動きが早いスマホゲームはやらないのでOPPO A73のスペックで十分対応できてます。
さてOPPO A73の特に嬉しい機能はeSIM通信が使えるところです。
- eSIMとは?
じつは最近になってeSIMの素晴らしさを知りました。
eSIMはこれまでのようなスマホ端末にSIMカードを差し込まなくても通信できる機能です。
つまりオンラインの環境だけで契約と通信設定が完了するメリットがあります。
今後の予定はIIJmioの契約で手にいれたeOPPO A73にeSIMを設定したいと考えてます。
eSIMを使う理由はIIJmioのeSIMギガプランだとかなり通信費を節約できるからです。
たとえばeSIMプランの2ギガだと月額500円を切る破格さです。
もちろん2ギガでは容量的に足りないので8ギガコースを想定してます。
ただし通話回線は使えない仕様となってます。
そこで考えた方法はOPPO A73に通話タイプのSIMカードを設定し、さらに通信回線専用にeSIMプランを設定する方法です。
(OPPO A73はひとつの端末に2回線を設定できる。)
この方法のメリットは1台の端末でスマホとモバイルルーターの二役を兼用できるところです。
この機能を使えば電話番号を仕事用とプライベート用の2回線をひとつのスマホで使い分けができます。
当然ですがeSIMを使えるスマホはOPPO A73だけではないです。
人気のiPhoneにもeSIM機能を持った端末は登場していますが自分にとってはやっぱり高額です。
ですから今回購入できたOPPO A73はリーズナブルでありながら十分な機能と特長を持ってます。
どんなに新しくて高いスマホを買ってもスグに型遅れになってしまうので安いミドルスペックの機種を必要に応じて買い替えていくのが賢い選択ではと思ってます。
OPPO A73のeSIM機能を活用すれば別途契約しているモバイルルーターも不要となり解約が可能になります。
つまりモバイルルーターの契約をeSIMプランへ変更することで通信費の節約を狙ってます。
こんな感じでつねに新しく登場したサービスに乗り換えることでムリのない節約を意識してます。
今回のIIJmioへの乗り換えは通信費の節約に貢献となります!
格安SIMのIIJmioからお得な新プラン登場!
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