週記でも取り上げたアマゾンEcho-Autoをスズキソリオの車内に実装しカーステのハンズフリー化に挑みました。
この結果からEcho-Autoの使用感を記事にまとめます。
個人的には残念な仕様と印象を抱いたEcho-Autoです。
本記事ではアマゾンEcho-Autoで感じた残念な思いをぶちまけます。
Contents
Echo-Autoを活用したハンズフリー化の結果
期待したEcho-Autoだったが残念ながらイメージしたカーステのハンズフリ-化は実現されなかった。
▼なぜEcho-Autoを買ったのか?
Echo-AutoはアマゾンのAI【アレクサ】を車載利用向けに展開されたデバイス。
カーステの操作などハンズフリーの環境を構築できると期待して購入。
AI技術「アレクサ」と呼びかける音声コマンドでラジオのチャンネル変更などが可能になり運転中のストレスを軽減できると考えた。
しかし想定した機能性と使用感ではなかった。
次章から評価できなかった具体例を説明していきます。
アマゾンEcho-Autoの使用感と機能性

▼Echo-Autoにカーナビ機能は実装されない
今回Echo-Autoに期待した機能がカーナビの音声操作です。
残念ながら2020年10月の現段階ではこの機能は実装されない。
しかし実機が届いてすぐにセットアップした時点では確かにグーグルマップへのへの連携が取れていた。
けれど翌日になりアレクサにナビゲーション指示を投げかけると「まだ交通案内はできない」との返答となる。
再セットアップを行うものの現象は変わらない。
現段階でEcho-Autoにナビ機能は実装されないと判断する。
アレクサアプリの解除操作が必要
Echo-Autoはスマホに【アレクサアプリ】をダウンロードした環境でければ起動しない仕組み。
つまりスマホとアレクサアプリありきで成立するデバイスとなる。
このためエンジンを始動しスマホとEcho-Autoをブルートゥースでペアリング後、アレクサアプリに表示される警告画面をタップし解除するひと手間が必要。

そもそもEcho-Autoは車載利用を大前提としているのにスマホに表示される警告文の「私は運転者ではありません」は何の意味も持たない。
しかしスマホのながら運転は罰則の対象にもなっているので道交法の観点から警告文表示の必要性も理解できなくもない。
100歩譲ってこの警告文表示とカーナビ機能が実装されない仕様だとしてもEcho-Autoは魅力的なデバイスと捉えていた。
radikoへの指示がちゃんと機能したのなら。
アレクサ!radikoを開いて!が機能しない
エンジン始動ごとのアレクサアプリの警告画面解除が面倒だったとしても音声コマンドだけで成立するカーステ環境はめちゃ便利。

アレクサ!radikoを開いて!が機能しないのだ。
具体的な症状としては地域で視聴できるラジオ局を指定しても「今いるエリアでは○○○をご利用いただけません」の回答。
そのたんびに再セットアップ。
動作が復帰したと思ったらまた「ご利用いただけません」の回答。
パッとクルマを発進させて音声コマンドでパパッとラジオを聴きたいのにぜんぜん使えない。
安定してコマンドが機能するのはアマゾンミュージックへの指示くらい。
けれども完璧なレベルではない。
ハードロックバンドの【Poison】を聴きたいのに反町氏のポイズンばかりぶつけてくる。

radikoもカーナビもダメ!言いたいことも伝わらないこんなEcho-Autoの機能性。
結果、Echo-Autoを車内で活用するのは断念した。
しかしまだアイデアがありアレクサとハンズフリーのメリットを車内で活用することを諦めていない。
おじさんは諦めが悪いのだ。
Echo-Dotの存在と車載利用を検討する
Echo-Dot第三世代をプライムデーに通常価格より安く購入する機会があり手にれた。

残念なEcho-Autoだったがハンズフリー機能はやはり使ってみると便利でEchoをリビングにも置きたくなったからだ。
もちろん室内利用の目的だけでEcho-Dotを購入したのではない。
いちばんの狙いはEcho-Dotの車載利用だ。
早速車内を想定したEcho-Dotのテストを行いスマホなしの環境でアレクサとEchoを車内で活用できると確認した。

けれどEcho-Dotを車内利用するにはモバイルルーターでのWiFi環境が必要。
じつは週記でも取り上げているFUJI WIFIで契約のSIMカードで屋外の通信環境を構築しており、すでに準備は整っている。
やっぱりモバイルWiFiは持っておくと役立つ。
あとは専用バッテリーを購入さえすればEcho-Dotの車内導入が実現する。
Amazon Music Unlimitedとハンズフリーの便利な環境を長距離ドライブで楽しみたいと思う。
プライム会員のメリットで生活環境がグレードアップすること間違いなし。
日々アマゾンにずぶずぶの生活を送っている。